今日の芸術 2022

art curator 岡本かのんのブログ

美術批評 AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION

AKIRA ART OF WALL AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION (約1800文字・購読時間2分20秒) 渋谷PARCO建て替え工事の仮囲いを美術演出したART WALLを再度巨大コラージュ作品として展示したものになる。元のART WALLは…

美術批評 AKIRA

AKIRA キービジュアル (約900文字・購読時間1分10秒) 1988年の映画公開時のキービジュアルは赤いツナギを着た少年が、背を向け、特徴的なバイクへと歩みを進めている。全く意味不明である。これには映画公開時に製作委員会側からクレームが入った。なんだ…

芸術の主題:岡本太郎の芸術

太陽の塔 Tower of the Sun 芸術の主題:岡本太郎の芸術 (約630文字・購読時間50秒) 芸術家の岡本太郎(1911-1996)がデザインした《太陽の塔》は、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンにテーマ館としてつくられた。塔の頂部には金色に輝き…

芸術指標 アカデミー賞の誕生と社会的価値の変遷

アカデミー賞の誕生と社会的価値の変遷 (約2100文字・購読時間2分50秒) 発端は1927年にプロデューサーだったルイス・B・メイヤー(1884〜1957)が設立した映画芸術科学アカデミーの副産物的な催しである。その後、ハリウッドの映画関係者が中心で各賞を選…

美術批評 MANGA都市TOKYO

MANGA都市TOKYO 展覧会場 美術批評 MANGA都市TOKYO (約1300文字・購読時間1分40秒) 展覧会名・MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020 場所・国立新美術館(東京) 《MANGA都市TOKYO》は文化庁、日本芸術文化振興会、国立新美術館が主…

芸術史:日本芸術史の諸問題 パトロンの歴史と現在

三溪園(神奈川) パトロンの歴史と現在 参考文献 パトロンの歴史と現在 (約1200文字・購読時間1分30秒) 原三溪(1868-1939)は明治・大正・昭和の前半期にかけて生糸貿易で財を成し日本の実業家である。日本や中国の古美術品を集めるとともに、近代日本美…

芸術史:近現代美術の諸相 視覚化・資源化・物質化 産業革命による様式と社会構造の変化

アール・ヌーヴォー様式のカタルーニャ音楽堂(スペイン) (約1600文字・購読時間2分) 産業革命による様式と社会構造の変化 現在、デザインとよばれるものは、主にモダニズム、もしくはモダン・デザインを指す。様式は19世紀中後期に芽生え、ほぼ20世紀の…

芸術理論:芸術環境を巡る諸問題 自然が先か、芸術が先か

自然が先か、芸術が先か (約1400文字・購読時間1分50秒) アリストテレス(前384-前322)の「芸術は自然を模倣する」というの言葉は、師であるプラトンが提唱したイデア論に由来する。プラトン(前427-前347)の唱えたイデア論とは、物にはイデアという目に…

ゲームクリエイティブについて考える3 全3部

第3部 セッション 好きを仕事に 宮脇修一×天野喜孝 (約1800文字・購読時間2分30秒) 宮脇 天野絵を三次元にするプロジェクト。タカラ社がなくなったのでお蔵入り。誰か売ってくれる人はいないか探している(笑) 竹谷隆之という造形師が担当している。彼は3…

ゲームクリエイティブについて考える2 全3部

第2部 個別公演 宮脇修一 天野喜孝 (約1400文字・購読時間2分) 第2部 個別公演 宮脇修一 天野喜孝 ○宮脇修一(株式会社海洋堂代表取締役) ○天野喜孝(画家、キャラクターデザイナー、アーティスト) ○宮脇修一(株式会社海洋堂代表取締役) 宮脇 海洋堂は…

ゲームクリエイティブについて考える1 全3部

第1部 イラストレーター、アートディレクター育成講座 (約7300文字・購読時間9分) 第1部 イラストレーター、アートディレクター育成講座 ○アートディレクター(AD)の立ち位置 ○クリエイター受け、クライアント受けの良い指示出しディレクションとは ○「ク…