浮世絵
葛飾北斎 『冨嶽三十六景 山下白雨』 (約1390文字・購読時間1分40秒) 制作時期 天保元~4年(1830-33年)頃 《凱風快晴》や《神奈川沖浪裏》とともに、《冨嶽三十六景》の三役に数えられる作品である。季節は夏、わずかに雪が残る富士山の山頂付近は、雲ひ…
歌川広重『名所江戸百景 大はしあたけの夕立』 (約1350文字・購読時間1分40秒) 安政4年(1857)9月に制作された。「大はし」は隅田川に架けられていた新大橋のことで、「あたけ」(安宅)とは、対岸にあった御船蔵周辺の俗称である。ここには幕府の御船蔵があ…
葛飾北斎『富嶽三十六景 凱風快晴』 (約1500文字・購読時間1分50秒) 制作時期 天保元-4年(1830-33年)頃 『富嶽三十六景』は、いわずと知れた葛飾北斎の代表作である。シリーズ名には“三十六景”とあるが、総点数は全46図にのぼる。『富嶽三十六景』は天保…